「神戸発・優れた技術」従業員向け工場見学会および交流会
11月10日(金)に従業員向け工場見学会および交流会を開催しました!
「神戸発・優れた技術」の認定企業である株式会社カコテクノスで従業員向けの工場見学会および交流会を開催しました。22名の認定企業の従業員の方々にご参加いただきました。
カコテクノスの会社案内
まずは、カコテクノスの会社案内を加古社長から30分程度説明していただきました。カコテクノスの事業内容や優れた技術についてはもちろん、DX化への取り組みや社内の取り組みを紹介していただき、参加者の皆様は加古社長の説明を聞き洩らさないように熱心に聞かれておりました。
楽しみにしていた工場見学
会社案内の後は、参加者が待ちに待った工場見学を行いました。中々見ることのできない制御機器の製造現場を見ることができました。工場内の徹底した5Sへの取り組みや生産管理システムなどの導入によるデジタル化を見て、皆様、大変関心されていました。また、神戸電鉄の1100系1117号がカコテクノス敷地内に展示されており、実際に制御装置がどのように使われているか直接見ることができ、理解をより深めることができました。
グループワークで情報交換
工場見学の後は、カコテクノスのコミュニケーション棟であるカコテラスに戻り6~8名のグループに分かれてグループワークを行いました。グループ内で「自社の良いところ・取り組み」や「自社の課題」について1人ずつ発表し、皆さんで意見交換を行いました。課題の中では、「人材確保が困難になっている」や「生産管理システムの導入に苦労している」など様々な意見が出ました。それぞれの企業で課題に向けた取り組みを共有いただき、「良い刺激になった」や「自社への取り組みに繋げていきたい」などとの声もあり、大変有意義なグループワークとなりました。また、このグループワークを以て、工場見学会および交流会は終了となりました。
懇親会で親交を深めました
カコテラスから神戸市産業振興センターに移動し、「神戸食堂はぁとす。」にて懇親会を行いました。交流会では話足りない部分が多かったため、懇親会の際により深い情報交換をしていただきました。美味しい食事と飲み物で皆さんの親交も深まっておりました。
さいごに
今回初めての試みとして従業員向けの工場見学会と交流会を行いました。想像以上に活発な発言や意見などが出ており、参加者の皆様にはとても参考になる会となりました。また、従業員の方で他社の取り組みを知ったり、工場見学をする機会があまりないという方も多く「刺激になった」や「視野が広がった」などのコメントもいただきました。コロナウイルスの影響もあり、現場で交流する機会が減っていましたが、今回の会で現場での交流の重要性を再認識することできたので、財団としても引き続きこのような会を開催していきます!
<この記事を書いた人>
神戸発 優れた技術 担当者/産業イノベーション推進部