起業家がレクチャー!親子でリメイクワークショップを開催!

お気に入りであっても、成長とともにいつかはサイズアウトしてしまう衣服たち。

そんな忘れがたい思い入れがある衣服を自由にリメイクして、素敵な一着によみがえらせるワークショップが、神戸ファッション美術館で開催されました。

神戸ファッション美術館は、ファッションをテーマにした公立では日本初の美術館。
約2時間のワークショップでお気に入りの1着を仕上げます。

講師は、bonheur ∞ infini(ボヌールアンフィニ)代表の里谷理恵さん。神戸開業支援コンシェルジュを活用して創業された、新進気鋭のファッションデザイナーです。

bonheur ∞ infiniの里谷理恵さん
デザイン決めに試行錯誤する参加者の皆さん。真剣です。

参加者の皆さんは、大好きだった洋服たちを持ち寄り、何を作るかあれこれ思案中。

Tシャツをズボンに、ワンピースをスカートやカバンに、2着を組み合わせて1着に…自由な感性とプロの技を融合させながら形にしていきます。

難しいところはプロがアシスト。
デザインのために時には大胆な裁断も。
完成イメージから逆算してデザインを決定。

小さな参加者の皆さんは慣れないお裁縫にも積極的に挑戦し、初めてのミシンにも臆することはありません。要領を掴めば、まち針留めも何のその。小さな手で一針一針、イメージに近づけていきます。

慎重にチュールを縫い付ける。
ワンピースを裁断して、スカートに変身。
布を追加して、サイズアップに挑戦。

シルエットが完成したら、最後にデコレーション。

衣装やウェディングドレスの制作にも使われるビーズ、スパンコール、リボンに加え、bonheur ∞ infiniの代名詞であるチュールを贅沢にあしらい、それぞれが世界にひとつだけの衣服を仕上げました。参加者の皆さんの笑顔からもその完成度の高さがうかがえます。

参加した職員も、普段の起業家としての顔とはまた違う、里谷さんのクリエイターの一面を拝見しました。手仕事の素晴らしさはもちろんのこと、この体験が夢を抱くきっかけになるかもしれないと思うと、その場にいた全員が素晴らしい経験を得ることができました。

今回のワークショップ開催にご協力いただいた、bonheur ∞ infini里谷理恵さん、神戸ファッション美術館の皆様、本当にありがとうございました。

この記事を書いた人:産業イノベーション推進部 モトカワ