新しい挑戦と交流の拠点
神戸市ものづくり工場の「ものテラス」
神戸市にある「神戸市ものづくり工場」
その施設内で2025年12月8日にリニューアルオープンした新しい拠点「ものテラス(MONO TERRACE)」を、少し前になりますが見学してきましたので、ご紹介します。

神戸市ものづくり工場とは?

神戸市が中小製造業や技術力の高度化を目指す企業を支援するために設置した、全国最大規模の公設賃貸工場です。
• 24時間365日操業可能な専用地域に立地
• 製造に必要な設備が整っている
• 入居後すぐに操業をスタートできる
“ものづくりに集中できる環境”が、ここには揃っています。
リニューアルオープン「ものテラス」
今回リニューアルされた「ものテラス」は、神戸市ものづくり工場内にある交流・商談・打ち合わせ・イベント・スタートアップブースなど、多目的に利用できる拠点です。ものづくり産業の活性化や、新しいつながり・挑戦が生まれることを目的に整備され、入居企業同士はもちろん、外部との交流も生まれやすい場として設計されています。


神戸市ものづくり工場の中に一歩足を踏み入れると、コンクリート打ちっぱなしの壁や高い天井が印象的で、工場らしいスケールの大きさ、力強さを感じます。
ところが「ものテラス」に一歩入った瞬間、空気が一変。工場らしさを残しつつも、やわらかい照明や各所に取り入れられたアール(曲線)などのデザインが、空間全体をとてもやさしく包み込んでいます。
中でも印象的なのは、ミーティングスペースの床は緑色で、芝生の上にいるような感覚。
様々な所に工夫が行き届いており、居心地の良さを感じました。




ものテラス内「スタートアップブース」
スタートアップブースは、起業予定の方や、創業から5年以内のスタートアップが入居できるスペースで、挑戦しやすい環境として整備されています。
入居すると、施設内の約100社のものづくり企業と連携がしやすい環境が大きな魅力です。さらに、「3Dプリンター・計測器・CAD」などを備えた「NIRO 3Dラボ」を併設しており、試作・開発の強力な支援体制も整っています。
ものづくり分野に関わるスタートアップにとって、心強い体制だと感じました。
一方、製造業に限らず、多様なスタートアップが入居できる点も、この場所の特徴です。
現在まだ空きがあるそうなので、興味のある方は早めのチェックがおすすめです。


スタートアップブース 利用条件・特徴
- 賃料:月額5,500円(税込)
- 保証金:33,000円(賃料の6カ月分)
- 24時間365日利用可能
- 登記も可能
- 会議室/トイレ/給湯室など共用設備も利用可
【お問い合わせ】
神戸市ものづくり工場管理事務所
MAIL:info-monozukuri@scs-shintetsu.co.jp
TEL:078-651-5153
詳細:start_up.pdf
最後に
外に出ると、目の前には緑が広がり、担当者の方からは「将来的にマルシェなどイベントも企画していきたい。」とのお話もありました。
運営側も挑戦し、入居する企業も挑戦する。そんな前向きな空気が、この場所全体に満ちていました。
神戸市ものづくり工場という確かな基盤の中で、新しい製品やアイデア、イノベーションが生まれていく未来を想像すると、これからがとても楽しみになります。
新しい挑戦を考えている方は、一度現地を訪れてみてください。
