技術がビジネスにつながる現場「神戸ものづくり中小企業展示商談会」に行ってきました!
よく晴れた6月の一日、2026年6月12日に開催された「神戸ものづくり中小企業展示商談会」に行ってきました!
この展示会を訪れるのは昨年に続き2回目ですが、ワクワクした気持ちで会場へ向かいました。



会場に一歩足を踏み入れると、思わず「すごい…!」と声が出そうになるほどのにぎわいで、各ブースでは来場者が説明を聞いたり、その場で情報交換や名刺交換をしたりと、とても活気にあふれていました。
今回は、そんな会場の様子をご紹介します。
ものづくり企業が集う展示商談会
この展示会は、ものづくり企業を中心に、自分たちの技術や製品を発信するイベントです。
ブース展示のほかに、出展企業によるプレゼンテーション、大手企業の講演もあり、ロボットや航空機産業に関する最新の動向についても聞くことができました。
また屋外には、純水素を使った燃料電池の発電システムを活用したフードカーも登場。
楽しみながら技術を身近に感じられる展示となっていました。

「神戸発・優れた技術」認定企業のブース
「神戸の優れた技術を持つ企業のお話を聞きたい」と思いブースを回ったのですが、どこも来場者が多く、声をかけるタイミングに迷うほどでした。
その中でお話を聞くことができた、2025年度の認定企業をご紹介します。
三田電気工業株式会社(樹脂の精密切削加工)
樹脂加工品を展示し、樹脂加工でありながら±0.01ミリの公差を実現できる技術を紹介。
来場企業から図面送付など具体的な話も出ており、手ごたえを感じている様子でした。
株式会社エー・ティ・エム(ゴム・プラスチック金型製作)
AIによる完全自動化で人を介さない自動切削マシンを紹介。
工場同士のネットワークづくりを目指し、「ぜひ見学に来てほしい」と呼びかけていたのが印象的でした。
また今回、私たち財団もブースを出展し、「神戸発・優れた技術」認定企業の紹介や、支援制度の案内を行いました。
大手企業から認定企業の紹介を求める声もあり、関心の高さとこれからの広がりを実感しました。
その他、支援企業のブース
インキュベーション施設の入居企業や、その他支援事業を活用している企業の姿も見られました。
株式会社アイザシステムズ
〈インキュベーション施設を利用〉
OPP袋の上からでも製品を検査できる、AIを活用した外観検査装置を紹介。
展示を通じて需要を探りながら、柔軟に対応していきたいとのことでした。
合同会社かちクリエイト
〈インキュベーション施設を利用〉
エネルギーハーベスティング技術による、電池や配線がいらないIoTの電源技術を紹介。
鉄道関連企業で実証が進んでおり、今後の広がりが期待されます。
有限会社吉井電機
〈100年経営支援事業を利用〉
手作業による配線組立という技術力を紹介。
すでに多くの受注を抱えているものの、先を見据えて出展を継続しているとのことでした。
今回お話を聞いた企業の中には、出展を決めてから展示内容を考え、「まずは反応を見てみたい」という姿勢も見られ、その柔軟な発想が印象に残りました。
取り組みの中で、すでに新しい仕事につながっている話もあれば、今後に向けた取り組みを進めている企業もあり、それぞれが前に進んでいる様子が伝わってきました。事業を立ち上げ、前に進めていく姿はやはりすごいと感じます。
最後に
会場には、財団の支援を受けている企業も多く出展しており、支援が実際の製品や新しい仕事につながっている様子を見ることができ、うれしく感じました。
こうした現場に触れ、「神戸ものづくり中小企業展示商談会」は技術とビジネスをつなぐ大切な場であることを改めて認識しました。
ここで生まれた出会いや商談が、今後さらに大きな広がりを見せていくことを期待しています。
「神戸発・優れた技術」認定企業は、今年度も募集を行っています。
(締切:2026年10月30日)
認定されると、この展示会への無料出展をはじめとした支援が受けられます。
自社の強みを広く伝えるチャンスとして、ぜひ活用をご検討ください。
募集案内に詳細を掲載しています。
神戸発・優れた技術
全国レベルの優れた技術を持つ神戸の製造業・情報サービス業を認定する制度です。
インキュベーション神戸ハーバーオフィス
起業・創業を目指す方々に向けた、成長に必要な「空間」「学び」「情報」を安価で提供する施設です。
100年経営支援事業
後継者や事業承継に関するご相談に応じ、適切な支援を提案する事業です。





