「職員ブログ」が変わります!プロのライターが財団職員にWEBライティングの極意を伝授⁉
この職員ブログは、今までとは随分違ったものになるかもしれません。
それをまず、読んでくださっている皆さんにお伝えしておきたいと思います。
では、なぜ今までの職員ブログと違うのか?
それは、産振財団の広報・広聴PTにて「WEBライティング研修」を行ったからです。
産振財団では、今年度より「広報・広聴PT」を立ち上げました。
「どうしたら、より多くの中小企業の方に産振財団を知ってもらえるか」をPTメンバーで議論している中で、外部講師を招いて研修を行うのはどうか、という案が出ました。
今まで自己流で行っていた「写真の撮り方」や「WEBライティング技術」を外部の専門家に1から教わろう!というわけです。
誰に講師をお願いする?
講師の方を広報グループにて検討している中で真っ先にお願いしたい!と思い浮かんだのが、神戸市公式noteを書いている神戸市広報戦略部クリエイティブディレクターのゴウさんでした。
実は私、神戸市noteを読んでいて「分かりやすいなぁ…」「私もこんな記事が書けたらなぁ…」と密かにゴウさんのファンでした。
さっそくゴウさんに依頼したところ快く引き受けてくださり、憧れのゴウさんに会えることに!
いざ、研修当日!
自己紹介とゴウさんが好きだというパンダの話により、和やかな雰囲気で研修がスタート!と思いきや、
「読者は基本的に“読んでくれない”」とゴウさんから爆弾発言が飛び出します。
え?これWEBライティング研修だよね、どういうこと? と思いました。
「多くの人がスマートフォンを持っていて、誰でも簡単に情報を発信することができる時代。様々な情報が溢れている中で誰かの目にとまって読んでもらえることはすごくありがたいことですよね」とゴウさん。
なるほど。伝えたいことの一方通行ではなくて「読者は何を知りたいか?」を頭に置くこと、双方向を意識して記事を書くことが大切だと、再認識しました。
その後は、文章の書き方(テクニック)編に突入。
「1にも2にもタイトルが大事!!」と、いきなり核心をつきます。
例えば…
・制度やイベントの正式名称、第〇回は入れない
なるほど…!(正式名称や第〇回なんて、めちゃめちゃ心当たりある…)
実際の職員ブログタイトルを上記のポイントを踏まえて改善してみると、
・産振財団広報・広聴PTが、伝えたい人・モノを画像でよりよく魅せる「スマホカメラ講座」を受講!
⇒産振財団、プロカメラマンに「スマホカメラ講座」を受けてみた
・神戸発・優れた技術認定企業訪問 第4回<微差圧計で国内シェアNo.1>~株式会社山本電機製作所~
⇒国内シェアNo.1!微圧差計の山本電機製作所~神戸発・優れた技術認定企業訪問
ぜ、全然違う。伝えたいことが明確で分かりやすい。
いくら本文を一生懸命に書いても、クリックして読んでもらえなければ意味がないので、タイトルは読者が「なんだろう?」「読んでみよう」と思ってもらうために1番大切な部分なんですね。
最後は、研修を受けた感想を職員に聞いてみました!
研修を受けて良かった点や、気づいた点は?
「読者の立場に立って、分かりやすく相手が知りたいと思う記事を作る必要性を、頭では理解しながらも具体的にどうすればいいのかを悩んでいたところもあり、今日の研修はとても参考になりました。」
また、
「実際のHPの記事をこうしたほうが良いのでは?と書き直してくださって、それがものすごく分かりやすく良かったです。自分の書いた記事も添削してほしかったと思ってしまいました。」
と前向きな感想が多く、今回の研修を企画して良かった。と心から思いました。
この研修でゴウさんから教えてもらったことを踏まえて、日々の職員ブログに活かしていきたいと思います。
これからの職員ブログにご期待ください!
<この記事を書いた人>
さんしん妹 / 総務・広報グループ