KECCとの共催で、「人事・労務セミナー」を開催しました

 2024年10月16日神戸市産業振興センター内で、「財団×KECC共催セミナー」が開催されました。             テーマは、「選ばれる企業になるために~人材不足への対応・社内体制づくりまで~」でした。

 関西圏雇用労働相談センター(KECC)とは、国家戦略特別区域法に基づいて設置されるもので、新規開業直後の企業や海外からの進出企業などが、採用や解雇といった雇用ルールを的確に理解し、個別労働紛争を生じることなく円滑に事業展開することが容易となるよう、また、長時間労働の抑制や雇用の安定等を図り、労働者が意欲と能力を発揮できるよう、労働関係法令等に詳しい弁護士や社会保険労務士による相談対応、セミナーなどを実施しサポートしております。詳しくは、国家戦略特区 関西圏雇用労働相談センター | (mhlw.go.jp)のホームページをご確認ください。

 第1部は、KECC相談員であり、特定社会保険労務士の竹内 里恵子様でした。「魅力的な企業になるために」多様な働き方の導入と風通しの良い職場環境のための労務管理について、お話をいただきました。

人材定着のポイントは労働条件だけじゃない。〇〇な〇〇の〇〇〇〇〇〇〇〇〇も大事!そうですよね。とても納得しました。

 第2部は、KECC相談員であり、弁護士の高橋 康介様でした。「副業・兼業をめぐる企業の対応と活用時の留意点」についてお話をいただきました。

 「副業の場合の労働時間規制」というテーマでは、所定労働時間を通算し、法定労働時間を超えた場合、割増賃金の支払い義務を負うのは、どちらの使用者(=会社)なのか?その際に必要な届け出は?など、知らないことがたくさんありました。

 質疑応答では、参加者から多くの質問がありました。「副業人材を採用する場合に気をつけることは?」など、具体的な質問にご回答いただきました。

 セミナー開催の周知期間が短かったにもかかわらず、会場参加とオンライン参加を合わせて20名に参加いただきました。ありがとうございました。(職員KA)