12月２日（月曜）、デザインUPプロジェクト　クリエイティブセミナー第３弾！「”体験”を重視した製品デザインを”体験”してみよう」を神戸ものづくり工場のセミナールームで開催しました。12月とは思えない暖かな晴天のなか、多くの皆さまにご参加いただきました。

第３弾はプロダクトデザインに焦点をあて、神戸芸術工科大学の見明暢教授をお迎えして、近年の製品開発におけるデザインの重要性についてご登壇いただきました。

最初に「大学４年間で学ぶ内容をギュッと２時間に凝縮！」と宣言してスタートしたセミナー。その言葉のとおり、デザインアイデアの基礎となるカスタマージャーニーの策定からのアイデアシート作成、試作品の製作まで内容の濃いセミナーとなりました。2時間と思いきや、見明先生の軽快な講義によりあっという間に時間が過ぎた印象でした。

今回のテーマは「テレずに花が買える」。想定した顧客像は「日頃、花を買うことが少ない”男性”」で「花を１輪持ち運べることができるパッケージ」を試作しました。参加者を４グループ分けにして、花を買うシチュエーションから買うまでの思考、買った後の行動までを想定して、テーマである「テレずに」「買える」パッケージを試作し、各グループで試作品製作から商品説明と発表をしていただきました。

またセミナー終了後は、新産業創造研究機構（NIRO）にご協力いただき３Dラボ見学会も開催し、３Dラボコーディネーターの公門泰博様に説明・ご案内いただきました。　試作品開発に欠かせない３DCADソフトや３Dプリンターに測定装置など、デザインやアイデアが「カタチ」になる仕組みについて、皆さん興味を持って見学されていました。
参加された皆さまから「大変満足」との声を多くいただきました。

見明暢先生、公門泰博コーディネーター、ありがとうございました！

なお、デザインUPプロジェクトでは、デザイン課題を抱える事業者様に、デザインの専門家とのマッチング支援、デザインの専門家を派遣する費用の一部補助を実施しています。ご興味がある方は、下記へお問い合わせください。

お問い合せ

経営支援部　TEL：078-360-3203（平日9:00～12:00、13:00～17:15、土日祝日を除く）
デザインUPプロジェクト（クリエイター派遣）