JICA実施の研修に協力しました①【講義編】

 2023年7月20日(木)、独立行政法人国際協力機構(JICA)が開発途上国の公的支援機関職員向けに実施している 「中小企業振興政策(A)」研修に産振財団が協力しました!

研修概要

1.研修期間:2023年6月28日(水)~7月25日(火)

2.参加者:ドミニカ共和国、ラオス、ネパール、モルディブ共和国、ウズベキスタン、トルコ共和国 計6か国の中小企業振興に携わる中央省庁、地方自治体 の行政職員、 商工会議所等の公的支援機関等の職員

3.研修の目的:参加者は、振興政策立案等の講義や行政機関・企業訪問を通じて中小企業振興のための制度や政策策定等の体制整備の過程で得られた日本の経験と教訓について学び、日本や参加各国の事例に基づく現状分析と課題抽出を行い、組織的に取組むべき対象を明確化することで中小企業振興に係る政策立案能力強化を行う。

 産振財団には7月20日(木)にお越しになり、午前中は産振財団が実施している支援内容等についての講義と神戸市産業振興センターの施設案内を行い、午後からは産振財団の支援先企業2社へ訪問し、創業者から直接話を伺いました。

研修の様子

 冒頭、理事長からのあいさつの後、総務企画部長より講義を行いました。

 講義では、まず神戸市の歴史や産業構造について解説し、その後に産振財団の各種支援内容を説明を行い、特に創業期支援の取り組みをより深く説明しました。

  

 講義を受け、研修生から、世界的に創業の多くがうまくいかないと言われているが、産振財団が支援した企業についてはどうか?といった質問が出るなど熱心に受講いただきました。

産振センター見学の様子

 講義のあと、産振財団が運営する神戸市産業振興センター内の「インキュベーション神戸ハーバーオフィス」の創業準備オフィス、スモールオフィス、企業育成室といったそれぞれの成長に応じたオフィスを見学しました。

      

 見学の際も、入居可能な期間や備品についてなど質問があり、また入居者の方から直接お話を伺う機会もいただくなど充実したものとなり午前中のカリキュラムを無事に終えました。(【支援先企業訪問編 前編】へ続きます!)