日本食とフランス食材を掛け合わせたお料理は、日本人フレンチシェフにしかできないマリアージュ

L’Exquis(レクスキ)

企業名: L’Exquis(レクスキ)

代表者:津田 義浩 氏

ホームページ
https://www.lexquis-kobe.com/

フランス料理店

開業の動機、きっかけ

料理人歴41年。数々の三ツ星ホテルでの料理人経験と各ホテルでのレストランプロデュース経験を活かし、2019年に日本食材の味を最大限に引き出すフランス料理店をJR摂津本山駅前に開店。新しく自由な発想でお料理を生み出し、アレンジできるお店を作りたいと思い独立開業しました。

シンプルな看板にお店のカラーが映えます
津田シェフさながらのお客様の心を掴むデザート

こんな事業をやっています

季節感のある食にまつわる店内装飾と、お料理に合わせたオリジナルの器での提供がこだわりのお店です。顧客は中高年層が大半で親子二世代でのリピーターもいらっしゃいます。店舗入り口に設置しているチラシ持参での初来店も多く、近隣の方へのさりげないPRが功を奏しているようです。他店が真似できない、自身のこだわりを散りばめた最高のお料理とおもてなしでお迎えしています。

スマートに盛り付ける姿はシェフズ・カウンターにて
店内の雰囲気も特別感がたっぷり

最近の取り組みについて

最近はフレンチのおせち料理の予約販売を始めました。器は再利用できるものを使い、翌年以降もリピート購入していただけるように器の持込み割引をしています。お客様にはお値打ち感があり、こちらはリピーター獲得に加え環境にも優しい。双方にメリットがあります。

また、自店舗で直接運営する予約アプリを導入しました。ここからの来店予約を促すことでお客様への旬のメニューの情報やお誕生日のご優待といったサービス、クーポンやスタンプカードなどのメリットのご提供につなげています。

L’Exquis 公式アプリ紹介カード(表面)
L’Exquis 公式アプリ紹介カード(裏面)

今後の目標

今後は、今までの経験をより生かせるプロデュース業に携わるために法人化も検討しています。具体的には、フレンチ和食とワインを楽しめるお店を2店舗目出店として考えています。日本食とフランス食材を掛け合わせたお料理は、日本人フレンチシェフにしかできないマリアージュですよね。海外の食文化を取り入れた日本にしかないお料理を考案していきます。それから、将来を見据え事業承継についても今から考えていかなくてはなりません。

取材を終えて

長年努められたホテルレストランから独立し、開業されてからも料理人として目の前のお客様の満足を引き出す最高のお料理と最大限のサービスを提供し、また経営者として時代に沿った創意工夫による経営戦略を語るシェフのまなざしが、とても眩しく印象的でした。

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