「デザイン」で、人の気持ちをプラスにする。感性を生かした女性デザイナー

Dreamiest Design(ドリーミストデザイン)

企業名:Dreamiest Design
(ドリーミストデザイン)

代表者:米村 範子 氏

ホームページ:
https://dreamiest-design.com/

デザイン制作および制作レッスン

開業の動機、きっかけ

元々、デザインを通して人のお役に立てる仕事をしたいと考えていました。子供の頃からインテリアや広告に興味があり印刷デザイン会社に勤めていましたが、自分のデザインを自由に思うがままに描きたい、お客様の気持ちを直接つかみたいと感じたことが起業のきっかけです。この仕事は、お悩みを持った企業に明るい希望をもたせる「プラスの仕事」だと思っています。

こんな事業をやっています

開業当初は、女性の個人事業主向けのデザイン制作を考えていました。女性らしい柔らかい雰囲気のデザインが得意です。媒体は様々ですが、ポスターやチラシ、タペストリーやコーナーデザインなども手掛けています。デザインから印刷の発注まで一貫してお渡ししています。フライヤーや小物類の装飾も手掛けています。お客様の求めるオーダーに応じて、頭の中の引き出しから印刷素材や印刷会社の特徴を選び、組み合わせて考えながら制作しています。

今回初めて、紙袋の制作を産振財団さんから受注しました。新しい仕事は調べることも多いですが、自分にとってプラスになることが多いです。

産振財団の紙袋デザインは、
「神戸らしさ」
「ビジネス寄りのおしゃれ」
をコンセプトに公的機関が活用する親しみやすいデザインをキャッチコピーに沿わせて作りました。

デザインの構成から印刷・加工にいたるまで、全て “Made in JAPAN” の自信作です。

最近の取り組みについて

最近は無料のデザイン制作ツールを用いた、お客様自身でもできるデザイン制作のレッスンを始めました。自分で出来る範囲のデザインは作ってみよう、ダメならデザイン会社で依頼・・・社内でもデザイン物を内製することが多くなっている時代に合わせた教室です。単に使い方というだけでなく、デザイナー目線でのデザインの考え方やアドバイスをしています。

インキュベーション神戸ハーバーオフィスを選んだ理由

事務所を持つのに「駅近で便利」で「安い」ところを探していました。セキュリティ面での不安があったのですが、公的機関が運営しているところなら安心ですし、入居するときも審査があるので入居者同士のトラブルも少ないだろうと考えました。頼れる人がいて頼れる場所であることが、この場所を選んだ一番の理由ですね。新型コロナ感染症がまん延している時期でリアルなリサーチができずにいましたが、インキュベーションオフィス担当者に「応援しますよ」と励ましていただきました。館内に企業支援機関が集約されていて、困ったときにすぐに足を運べることも大きいです。

今後の目標

神戸のデザイナーとして「ここなら、いいものをつくってくれるよね。」と言ってもらえる信用では一番のデザイン事務所を目指します。デザインには正解はないと思っています。依頼主にご満足していただき、使える媒体を作ることが私の仕事です。仕事を通して「楽しいことが幸せ」と思えることが大切ですよね。

取材を終えて

会社員を経験してからの独立開業で、今までチームとしてやっていた仕事を全て一人でこなすことには、不安も多かったと思います。それでも、いつも誰かのために喜んでいただけるデザインと、お客様との信頼関係を構築することで納得できるものを提供したいと。どこまでもお客様目線のデザイナーです。

◆米村代表が利用した支援メニューはこちら↓

インキュベーション神戸ハーバーオフィス