事業承継支援 成約第1号のソリッドソニックが、eo光チャンネルのSWITCHで取り上げられました

SWITCH(スイッチ)~進化の瞬間~「#30 ソリッドソニック株式会社」eo光チャンネル (eonet.jp)               You Tubeで見ることができます。

骨伝導テクノロジーを用いた骨伝導集音器・バイボーンで「聴こえ」を届けるソリッドソニック株式会社。

製品化を目前に行なわれた創業者から第三者への事業承継。
その戦略と決断の瞬間に迫ります。

神戸市産業振興財団の紹介もされています。

取材時の様子です。経営支援部 沖本部長が取材されている風景です。                             奥に小さく映っているのが、経営支援部 阿部です。ソリッドソニック 田中前社長が相談されている時から、                                                     関わらせていただいています。無事に承継され、その後企業として成長されている姿を見ると感涙ものです。

ソリッドソニックの事業承継

「事業承継」は、承継する側と承継される側のお互いの思いがしっかりと合致したことで叶うことです。先代のアイデアを磨き上げ、製品化し、販路開拓を行いました。先代のアイデアを、技術を継承したいという思いが強かったと久保社長はお話されていました。

承継する側と承継される側の、お互いの熱意や意気込みが生み出した骨伝導イヤホン事業。

久保社長は、事業計画のスキームや理論を前職での経験やMBAで学び、事業経営計画を自ら築き上げていかれたそうです。起業と比べるとゼロからのビジネスプラン構築ではなかったので組み立てやすく、全体の経営イメージが掴みやすかったとおっしゃっていました。

産振財団への相談により公的資金を活用し、商品の良さを体感していただくためにコロナ禍においても試聴会を実施。初めての産振財団の事業承継マッチング事例としてつないだ「ソリッドソニック株式会社」は、ターゲットに向けた発信によって「聴こえないを聴こえる」に変換するという顧客の強い願いを、この製品で可能にしました。

久保社長の「いいものを世に伝える」という思いは、クラウドファンディングで多くの方々の支援と共感を得たことで形になったのではないでしょうか。

現在は新しいモデルを製作中で、既存製品は全て完売して在庫ゼロだそうです。

事業承継はなぜ必要なのか

今までの時代の荒波を乘り越えてきた形あるものには必ず価値があると捉え、改良を重ねて現代に沿うものにリニューアルをすることで新しい可能性を生み出しています。久保社長の先見の明は、社会課題解決において大きな貢献を遂げていくと思われます。

モノと共に人の思いを受け継ぐ、事業承継はその両方を次世代へとつなぎます。

後継者問題はなかなか表に出しにくいことであり、企業にとっても後継者不在は公言しにくいことです。経営の将来的不安を与える要因にもなり、企業価値にも左右すると言われています。だからこそ、慎重に早めに取り組むことが必要となってきます。

後継者問題に関して、経営者は60代ではまだあまり意識がない方が多く、70代でもまだ決断ができず、時間が経過してしまい、いざ承継すべき時が来て初めて困惑される方も多いです。

未来の会社のあるべき姿を想像し、この先も事業を存続させるための一つの大切な要素となる事業承継。少しでも関心をお持ちの方は、まずは「100年経営支援事業」窓口へお問い合わせください。

◆ソリッドソニック株式会社が利用した産振財団支援メニューはこちら

100年経営支援事業