産振財団では、今年度より「広報・広聴プロジェクトチーム（PT）」を立ち上げました。令和6年1月現在までに11回のチーム議論をしています。
「どうしたら、より多くの中小企業の方に産振財団を知ってもらえるか」というテーマを基に様々な議論を行っていますが、現在は以下のテーマについて担当分けをし、取り組んでいる最中です。

・HP新着情報の表示方法検討
・企業支援実績の見える化
・HPアクセス数/SNSフォロワー数増加策検討
・全職員対象の広報研修企画
・広報先のリスト化・共有化
・プレスリリースの活用
・職員ブログのさらなる活性化策検討

そしてワタクシに任命されたテーマが、「職員ブログのさらなる活性化策検討」でした。
うーん・・・とない頭を回転させて活性化について考えておりますが、何よりも最初にしなければならないのは、「まずは自分でブログ記事を書いてみる」ということだなあと実感（反省含む）しました。
自分がやっていないのに他の人に頼むのはおかしいでしょ！ということで早速トライ・・・しようにも、何から手をつけたらよいのやら。
そこで、広報担当が取材に向かうということで、同行させていただくことに。

まず最初にお伺いしたのは、開工神戸 KOBE OPEN FACTORY に参加されている旭屋硝子店。
旭屋硝子店は以前、当財団の「専門家派遣事業」を利用された企業様です。その時に取材させていただいたご縁から、開工神戸 KOBE OPEN FACTORY での様子を見学させていただきました。
（専門家派遣事業の際の職員ブログはこちらから⇒https://kobe-ipc.or.jp/archives/user-voice/10702）

ところで、開工神戸 KOBE OPEN FACTORY って？と思う方も多いかと思います。開工神戸 KOBE OPEN FACTORYとは、神戸のものづくり・製造業の魅力をたくさんの方に知っていただくことを目指し、普段出入りすることのできないものづくり企業の製造現場を自由に見学することができる、2022年度から始まった、地域一体型のオープンファクトリーイベントなのです。2回目の開催となる今年度は、長田エリアを中心に33社のものづくり企業が参加されました。旭屋硝子店もその内の1社です。

入口すぐに展示品としてたくさんの型板ガラス製のお皿が。黒布の上に置かれている様子は圧巻。手に取ってみると、厚みが違う！2ミリと4ミリがあるそうで、わずか2ミリの違いで重みも全く違うのがよく分かりました。

そして、ワタクシは全く気付いていなかったのですが、1枚1枚のお皿には名前がついていました。これは、型板ガラスの模様によって名称がついており、それをお皿に入れてくださったとのこと。
いわも、古都、銀河などなど、言われてみればなるほど！という名づけ。
ふるき良き時代のものを現代にアップサイクルされ、より魅力的な製品に生まれ変わらせていますね。

続いてお伺いしたのは、「神戸そらゆめマルシェ」で西神中央駅に出店されていた、パン食堂coto coto（コトコト）さま。国産にこだわった素材を使い、身体に優しい天然酵母パンを作っているイベント出店専門パン屋さんです。

あんバター、ベーグル、マフィンなどたくさんの種類があり、とってもとっても美味しそうな商品が、そらゆめマルシェのワゴンに並んでいましたが、ワタクシが一番驚いたのが、本物のパン生地を使用して作ったミニチュアパンブローチ！うっすらとついた焦げ目は着色したのではなく窯で焼いて焼き色をつけたものだそう。お腹が空いたら思わず食べてしまいそう（もちろん食べられませんよ）な商品でした。

駆け足でしたが、ものづくりの現場と商品販売の様子と別分野の2社にお伺いさせていただきました。お伺いさせていただいた、旭屋硝子店様、パン食堂coto coto（コトコト）様、ありがとうございました。

今回、広報担当の取材の様子をそばで見学しましたが、特に印象に残ったことは、取材を受けられている対象の企業さまが笑顔で対応してくださっているなあという点です。
初対面のところもそうでないところも、広報担当のさんしん姉妹が声をかけると、とっても嬉しそうな笑顔でご対応してくださっていました。
この笑顔の感じを、今後の職員ブログに反映させていきたいなと感じています。
それが、職員ブログの更なる活性化に繋がる第一歩になる・・・はず。

《企業情報》
　企業名：旭屋硝子店　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　所在地：神戸市長田区二葉町2丁目8番2号
　電話番号：078-611-4491
　URL：https://asahiyaglass.jp

　企業名：パン食堂coto coto（コトコト）
　所在地：神戸市北区上津台4-1-23
　Instagram：panshokudou.cotocoto

広報広聴ＰＴチーム　ＭＵ