JICA研修に協力しました!
支援を受けた企業が語る創業のリアル【卒業企業編】③
第1弾では、世界から見た神戸の中小企業支援
第2弾では、リアルな創業支援の現場【インキュベーション施設編】
今回は、実際に支援を受けて成長した「卒業企業」の様子をご紹介します!

支援を受けた企業が語る創業のリアル
ご協力いただいたのは、求食(給食)、外食、スイーツ、ケータリング事業を展開するハートスフードクリエーツ株式会社代表取締役の西脇さんです。
財団主催のビジネスプランコンテストで最優秀賞「X-KOBE」を受賞したことをきっかけに創業。その後、インキュベーション施設への入居をはじめ、神戸セレクションや専門家派遣も活用しながら事業を成長させてきました。
現在は外食事業の一つとして神戸市産業振興センター内で「神戸食堂 はぁとす。」を運営されています。
今回はその「神戸食堂 はぁとす。」で、創業のきっかけや事業を続ける中での苦労、支援制度の活用についてお話を伺いました。
創業当時を振り返る中で、
「公的機関の施設に入居していることで信頼につながった」というお話がありました。
創業間もない企業にとって、事業そのものだけでなく「信頼」も大切な財産なのだと改めて感じました。
質問タイムでは、
「どのように販路を広げてきたのですか?」
「この事業は利益を出せるのでしょうか?」
など、経営のリアルに迫る質問が次々と寄せられました。
制度の説明だけでは見えてこない、創業から今日までのリアルな経験談に皆さん聞き入っていました。


研修の合間に
西脇さんに「なぜ今回の協力を引き受けてくださったのか?」とお聞きしました。
返ってきた答えは、
「言うまでもないですよ」という一言。
これまで財団をはじめ、さまざまな支援機関に助けられてきたからこそ、今度は自分たちの経験を伝える側になりたい。感謝の気持ちと、次の世代へ恩送りをしたいという温かい思いが込められているように感じました。
最後に
後日、研修員の皆さんから感想をいただいたのですが、読んでいて面白かったのが同じ研修を受けていても、それぞれ目に留まったポイントが違っていたこと。
フィジーの研修員は従業員福祉の取り組みに、タイの研修員は支援機関同士の連携に、セルビアの研修員は企業の成長段階に応じた支援制度の分かりやすさに注目していました。
研修中、熱心にメモを取りながら次々と質問していた皆さん。
数年後、どこかの国で「あの時、神戸で見た取り組みを参考にしました」という話が生まれていたら嬉しいなと思います。
