大学生と語り合う、仕事と創業

兵庫県立大学の講義に、神戸元町で「Nail Practice Room Lou」を営む織田更紗氏と財団職員が登壇しました。
その様子をお届けします。

創業支援の現場から

登壇したのは、兵庫県立大学「データサイエンス入門」の第9回講義。
昨年度に続いて2度目の登壇です。(昨年度の様子はこちら
「こうべ産業・就労支援財団&創業者と仕事・創業について語り合う」をテーマに、国際商学部1回生の学生のみなさん約200名と交流しました。

どんな働き方があるの?創業を考えたとき、どこに相談したらいいの?どんな支援が受けられるの?
まずは、当財団がその疑問に答えます。
創業に関する悩みを無料で相談できる神戸開業支援コンシェルジュや、創業に必要な空間・学び・情報を得られるインキュベーション神戸ハーバーオフィスについて紹介しました。

織田さん、創業のリアルを語る

続いて登壇したのは、21歳で起業した織田更紗氏。
「ネイリストさんの力になりたい」という熱い想いから創業し、現在は2年目を迎えています。

創業当初の苦労やここまでの歩みを、売上や利益の推移とともに振り返ってくださいました。
印象的だったのは、「最初の1年半はなかなか売上が出ず、思うようにいかなかった」というリアルな声。

それでもくじけず、神戸開業支援コンシェルジュを活用して専門家のアドバイスを受けながら事業をブラッシュアップ。
地道にお客様との信頼関係を築き続けた結果、この半年でようやく成果が見えはじめたそうです。

学生のみなさんからは、「創業前にどれくらい準備した?」「資金はどうしたの?」「店舗選びや料金設定ってどう考えた?」など、鋭い質問が次々に飛び出し、教室は大いに盛り上がりました。

創業、学生の本音は?

講義の中では、学生のみなさんにアンケートも実施しました。
「学生のうちに創業してみたいと思いますか?」という質問に対しては、23%が「してみたい」と回答。
その理由としては、「一度は経験してみたい」「起業家ってかっこいい」「これがあれば便利!と思うアイデアがあるから」など、前向きな声が多く寄せられました。
一方で、「したくない」と考える人も多く、「安定して働きたい」「まだやりたいことが決まっていない」「まずは会社で経験を積んでから考えたい」といった理由が挙がりました。

学生のみなさんの率直な声を聞くことができ、とても充実した時間になりました。
こうした声を、これからの活動に生かしていきます!


Nail Practice Room Lou
 ネイリストやネイル好きのためのネイル練習スペース

代表 :織田更紗 氏
所在地:兵庫県神戸市中央区北長狭通4-2-3
    グランディール元町201
Instagram:Nail practice room Lou(@lou_nail_practice_room_) | Instagram
TEL :090-9606-7329

織田氏に関する過去の職員ブログはこちら

利用された支援

  • 神戸開業支援コンシェルジュ
     『個別創業相談』や『創業基礎セミナー』であなたの創業をサポート。ご利用は何回でも無料です。
     対象者:これから事業を始めようとする人
         事業を開始した日以後5年を経過していない個人または法人