兵庫県立大学1回生に向けて、創業!を考える講義を行いました(大学連携)

2024年7月19日金曜日に、兵庫県立大学国際商経学部を訪問し1回生が受講する「データサイエンスして入門」(稲垣賢一先生ご担当)の2コマでお話しさせていただく機会をいただきました。

学生の間に「起業」してみたい

兵庫県立大学1回生約100名にお聞きしたところ、3分の1程が「起業」を意識しておられると回答されました。昨年と比べて、今年は「起業」を意識する方が多い印象です。将来働きたい場所については、大阪、明石など神戸市近隣の市町から来られている方も含めて、「住み慣れた地元で働きたい」とした方が多かった印象です。また別の質問で、起業を目指す学生同士の交流の機会が欲しいとの声を受けて、Kobeワカモノ起業コミュニティをお知らせしました。

当財団では、神戸開業支援コンシェルジュの個別創業相談、創業基礎セミナー、インキュベーション施設運営などを中心に、起業支援を行っています。講義では、起業後も事業ステージに合わせて提供しているサポート事業を事例を交えてご紹介させていただきました。
 また、内閣府が進める「世界に伍するスタートアップ・エコシステム拠点形成戦略」にかかるひょうご神戸スタートアップ・エコシステムコンソーシアムの取組みと県立大学発ベンチャー起業家の関わりなどもご紹介しつつ、創業支援の話題を提供させていただきました。

働きたい産業・仕事

学生の皆様には、前回講義で神戸市の産業や仕事についてデータ調べとSWOT分析をしていただき、本日の講義の前半で創業支援の具体的な内容をお聞きいただいた後、3人一組に分かれてグループワークをしていただきました。

課題は、自分がどのような産業・仕事で働きたいか(現状)を踏まえ、どんな産業・仕事があれば神戸の魅力が高まるかを考えるというもの。短い時間でしたが、グループで意見を出し合い、その意見をまとめた成果をグループごとに発表していただきました。財団職員も、その場でお聞きした内容にコメントをさせていただくという大変貴重な体験をさせていただきました。
 本日のグループワークを個人別に深堀したものを、後日課題提出されるということです。どのような提案がされるのか楽しみです。頑張ってください。

財団の創業支援メニュー