~あなたに届けたいご提案~ そこから広がる自分史アルバムの販路開拓(気球のハンモック)
インキュベーション神戸ハーバーオフィスに入居している「気球のハンモック」。
インタビュー形式による自分史アルバム制作を手掛けており、ターゲットはアクティブシニア層。
第2の人生を明るく楽しく過ごしたい年代の方にはどこに行けば出会えるのだろうと、産振財団にご相談に見えられました。対象となる方との接点を考案し、神戸市北区の「神戸市シルバーカレッジ」にたどり着きました。学生の皆様に直接接点を持つのは難しいため、まずは事務局の方にご相談に伺うことになり、産振財団職員がマッチングの機会を設定しました。
商談に向けて
アルバムは一人一人のためにインタビュー形式で作成するため完成品をイメージしていただくことが難しいことから、小山代表はサンプルアルバムをすでに制作されていました。しかし、今回はこのアルバムの詳細説明をしたパンフレット配架先への提案が必要となりました。
対象を「神戸市シルバーカレッジ」へと視点を変え、高齢者の豊かな共生社会創造のための施設へのアルバム提案として、そこに提案する理由とアルバムの効果について小山代表自身が考え、図や画像を取り入れた解りやすい提案書を作成。事前に施設のホームページを検索し、周辺を訪問してリサーチした上で、施設に向けたオリジナルの提案書を作り商談に臨みました。
商談先への提案成果
一般的に、商談では定型の提案書を活用することが多いのですが、今回は「神戸市シルバーカレッジ」との親和性をもたせた資料と説明を準備したことにより、事務局の方が丁寧にアルバムに目を通し、対応してくださりました。
小山代表の熱意により、館内へのパンフレットの配架に加え、サンプルアルバムの設置もお願いできることになりました。
また、事務局の方から広報物に対する具体的なアドバイスもいただき、双方でよりいいものを創り上げる関係性が生まれたことも大きな成果でした。
さらなる展開に向けて
「神戸市シルバーカレッジ」への訪問により、中の様子を知ることでさらにグループ向けアルバムの商品化構想も浮かび上がりました。
施設では学習と共に仲間たちでクラブ活動やボランティア活動をしている学生も多く、グループでの卒業アルバムのような思い出を語り合うものとしても需要があるのではないかと思ったそうです。仲間同士で共有しあった「時間」と「思い出」と共に、その「時」を刻むアルバムの提案も新たなる販路拡大への挑戦です。
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