有馬温泉街の斬新な和スイーツ きんつば秀よし

きんつば秀よし

屋 号:きんつば秀よし

代表者:田中 秀佳 氏  

本店住所:神戸市兵庫区東山町2丁目7−4

店舗住所:神戸市北区有馬町1164

Instagram:きんつば秀よし(兵庫区東山)(@kintsuba_hideyoshi)

事業内容:和菓子製造・販売

産振財団の「販売チャレンジパイロットショップ事業」を利用されている「きんつば秀よし」が、新たに有馬温泉街で展開しています。きんつばの可能性に惚れ込み、美容院経営(美容師歴は26年!)と二足のわらじを履く異才の田中代表です。

こんな事業をやっています

原材料はさつまいものみと、いたってシンプル。
福井県の某きんつばやさんに何度も足を運んで、本物の味を作るために手法を観察してきました。
この味にたどり着くまでには、2年半あまり・・・

有馬温泉は太閤秀吉(豊臣秀吉)が治癒に訪れた温泉地と言われ、あちこちに秀吉にまつわる史跡があります。
お店の屋号も「秀よし」
田中代表のお名前も「秀佳(ひでよし)」
そのご縁があって「有馬温泉で出店したい!」と決意しました。

また、新規オープン前には周辺店舗を日々リサーチし、近隣の多くのお店の方々にヒアリングを行いました。
そんな中で「有馬温泉街の持ち歩きフードは串に刺すのは必須!」との声が。
正直、この商品を串に刺すのにはかなりの抵抗があったようですが、地元のお店を営む方々の声は貴重です。
・食べやすい大きさ
・見た目の可愛らしさ
・手軽さ

という、お客様が満足する(買いたくなる)商品づくりは自社の既存店の売り方とは全く違う手法です。

お客様のニーズに応える商品づくり、まさにその心を捉えたのか、秋の紅葉シーズンには一日で230本を売り上げたそうです。「うちの生産能力は1日300本なので、まずはそこを目指したいですね。」といつも謙虚な田中代表。

最近の取り組みについて

新型コロナ感染が落ち着いて、神戸への観光客が戻ってきた神戸の奥座敷「有馬温泉」。
最近は年配の方はもちろん、インバウンドや若い年齢層の方々も多く訪れるスポットとなりました。その様々な客層に訴求できる商品とはどのようなものか。
「きんつば」の認知度は年齢が若くなるほど低く、商品そのものの味は実際に食べてもらわないとなかなか伝わりません。そこで、今回の有馬温泉街での出店に際して、この場所ならではのオリジナルの焼き印を作成しました。
また「きんつば秀よし」独自のきんつばトッピングを考案され、表面をバーナーで炙るカリッと食感のブリュレや生クリームのせなど、意外性をオリジナリティに替えて、通りを歩く方々の興味を引く仕掛けも。

串刺し用に作られた小さいサイズのきんつば。有馬にまつわる焼き印も!
若い世代に興味をもってもらえるように、きんつばに様々なアレンジを。

今後の目標

きんつばを若い年齢層のお客様に食べてもらえる工夫と、温泉街を歩くお客様が足を止める仕掛け。

観光シーズンを見越し、お客様に最高の状態で食べていただけるように日々の営業の中で試行錯誤しながら、この場所でしかできない販路開拓にこれからもチャレンジされます。

◆きんつば秀よしが利用した産振財団支援メニューはこちら↓

販売チャレンジパイロットショップ事業