行動力と人とのつながりが形に!みんなに優しい安心マフィン~cafe on&off~
屋 号:cafe on&off
共同運営:川野 舞 氏、森岡 夕花 氏
住 所:神戸市北区星和台1-16-130
ホームページ
Instagram:@onandoff.cafe
事業内容:小売・飲食業

こんな事業をやっています
神戸・西鈴蘭台にオープンしたマフィン専門店「cafe on&off」。
このお店では、三児の母であるお二人が「家族みんなが安心して楽しめるお菓子作り」をテーマに、手作りのマフィンを中心に焼き菓子・生菓子も提供しています。
製菓衛生師として衛生管理を徹底し、マクロビオティックセラピストとして体に優しい厳選食材を使用。
マフィンは、卵や乳製品を使った「on」とこれらを使わない「off」を揃え、どちらもしっとりした味わいが自慢です。
焼きたてのお菓子の香りが広がるおしゃれな店内では、こだわりのドリンクと一緒にイートインを楽しむこともできます。





開業の動機・きっかけ
「cafe on&off」を営むお二人が出会ったのは、子どもたちがきっかけで通った神戸の児童館。そこで意気投合し、最初はキャンドルや雑貨などを作り、イベントで販売するところから活動をスタートしました。
やがてレンタルキッチンで調理した商品をイベント出店で販売、それを経て2024年12月に実店舗をオープン。
お二人の温かな人柄と積極的な行動が、素敵なご縁を次々と繋いで開店にいたりました。
KOBEそらゆめマルシェを利用して
「KOBEそらゆめマルシェ」には店舗オープン前に積極的に出店。
西鈴蘭台への店舗オープンが決定した段階でも、近隣地域である鈴蘭台駅のそらゆめマルシェに出店しました。その際は、事前に駅前でチラシを配布。それを持参して購入しに来てくださったお客様には、特典を提供するなど準備を入念に行いました。出店時の売上だけでなく、地元での認知度アップとファン作りに力を入れた活動を行いました。

またその際に、産振財団の支援サービス「専門家派遣」をあわせて活用し、元百貨店の食品バイヤーの方からアドバイスを受けました。陳列方法や商品名の重要性などについて学ぶ中で、「ただものじゃない くまフィン」という名前をつけたマフィンを見て、『全てこれにすると良い』との助言を受けたことがきっかけで、現在では全ての商品名をキャッチーで可愛いものにしているそうです。



その他にも、産振財団が主催する岡山で神戸をPRするイベント「POPUP!神戸」にも出店し、活動の幅を広げました。
最近の取り組み・今後の目標について
現在は平日を中心に営業し、毎日焼きたてのマフィンを提供しています。日によって違う商品が並ぶ楽しさや、イートインスペースでのこだわりのドリンクの提供が魅力です。
お二人のマフィン作りへの情熱は、お客様を大切にする姿勢や店内の雰囲気からも感じられました。
これからは焼きたてを求めて店舗に来てくださるお客様だけでなく、「店舗に来られない方にも、私たちのマフィンを届けたい」と、お二人は通信販売の強化を目標に掲げています。
取材を終えて
「cafe on&off」のお二人のお人柄は明るく、地域の方々やお客様への感謝が溢れており、開業までの道のりには多くのご縁と努力が詰まっていると感じました。取材中もお客様が途切れることなく訪れ、「アレルギーがある子どもでもみんなと同じマフィンを楽しめる」という声が印象的でした。


これからも新たな挑戦を続ける「cafe on&off」。地域の皆さんに愛され、たくさんの笑顔を生み出すお店として、応援したいと思います。
利用された支援メニュー
- 販売チャレンジパイロットショップ事業(KOBEそらゆめマルシェ)・・・神戸市内の駅ナカなどで、商品のテストマーケティングや販路開拓の場として、出店いただけます。
- 専門家派遣事業・・・豊富な経験と実績を持つ専門家が、課題解決のお手伝いをいたします。