ペットと人の笑顔をつなぐ挑戦 ― コザクランランがパンフレット刷新
こうべ産業・就労支援財団が実施する「デザインUPプロジェクト」では、神戸市内中小企業にクリエイターを派遣し、デザイン課題の解決をサポートしています。今回は、ペット用エリザベスカラー専門工房 「コザクランラン」 の商品パンフレット刷新プロジェクトをご紹介します。

企業×クリエイターマッチング
【中小企業】
屋号 コザクランラン
代表 竹林 由香利 氏
2024年1月創業。「ペットも飼い主さんも笑顔に!」 ペットのためのエリザベスカラー工房として、様々な悩みに耳を傾けながら、こだわったエリザベスカラーを製作。
ホームページ:https://kozakuranran.jp/
【クリエイター】
屋号 Kinokoillust&Design
代表 矢田 ミカ 氏
企画・デザイン・イラスト等、幅広い経験を有しているデザイナー。地域とのつながりを大切にしながら活動を広げている。
ホームページ:https://kinokoillust.com/
なぜパンフレット刷新?
事業を始めた当初は認知度が低く、限られた顧客層にしか届いていませんでした。イベント出展や口コミを通じて少しずつ認知され、海外からの購入希望や動物病院からの問い合わせも増えてきた中で、従来のパンフレットの課題が見えてきました。
「医療関係者も目にする資料なので、情報はしっかり伝えつつ、商品の魅力も感じてもらいたい」
そんな思いを形にするため、代表の竹林さんはデザインUPプロジェクトのイベントに参加しました。
偶然の出会いから始まったデザイン刷新
イベント会場では多くの方と話せなかったのですが、帰りのエレベーターで矢田さんがちょうど別の方と話していて、内容からデザイナーだと分かったので、「せっかくだから聞いてみよう」と軽い気持ちで声をかけたのがきっかけでした。
矢田さんの、相手のことを理解しようとする姿勢に、安心してお願いできそうだと感じました。事業への想いや背景を丁寧にヒアリングしたうえで、どう見せるべきかアドバイスをくれたのも心強かったです。会話に無駄がなく、雑談を交えながら整理してまとめてくれるので、とても話しやすかったのが印象的でした。
キャッチフレーズに込めた意味
「ペットを取り巻く社会環境から病気を考える」
このキャッチフレーズは、竹林さんにとって事業の原点。ただし、パンフレットに載せるには過激すぎるのでは…と迷っていました。そんな中、矢田さんの「むしろその思いをしっかり伝えた方がいい」という言葉に後押しされて、理念を表紙に打ち出すことにしました。コザクランランのビジュアルデザインを活かし、商品の理念と魅力が伝わるパンフレットを完成させました。

のキャッチフレーズを記載


コザクランランのこれから
新しいパンフレットは、国内外の見込み顧客に向けた情報発信に活用。現在は、全国の動物病院にパンフレットが届き、認知度も高まってきています。今後は中国語版や総合カタログの制作、さらに他の動物用カラーや消耗品の開発も計画中です。
病気のペットを抱えて困っている飼い主のために考案した商品ですが、むしろこの商品を必要とする子(病気のペット)たちを減らせたらいい。まずは、今困っている飼い主に喜んでもらえるよう、この商品をより広く届けていくことを目指しています。
ペットと人の幸せを広げる取り組みは、これからも続いていきます。
活用された事業(デザインUPプロジェクト事業)
市内中小企業からのご相談を受けて、デザイン課題を解決するクリエイターをマッチングし、派遣します。
デザインUPプロジェクトでは、クリエイターがデザインを提供し、付加価値向上を目指します。
デザインUPプロジェクトの詳細を見る
他に、市内中小企業からのご相談に応じて、専門家をマッチングし、派遣する事業もあります。
専門家派遣事業では、専門家が助言や指導を通じて、事業成長を後押しすることを目指します。
専門家派遣を利用された方の声を見る
今回のプロジェクトに関して、併せてこちらの記事もご覧ください:KOBE CREATORS NOTE特集記事
